東映アニメーション株式会社とソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・アクイジションは、車田正美原作『聖闘士星矢』の実写映画版『Knights of the Zodiac（聖闘士星矢）』の撮影が完了したことを発表した。主人公の星矢役を務めるのは、俳優・新田真剣佑。ハリウッド異例の大抜擢に、ファンも驚きを隠せない様子だ。
原作『聖闘士星矢』は、1985年より『週刊少年ジャンプ』で連載された人気コミック。シリーズ累計発行部数は3500万部を超え、東映アニメーションでは同作のテレビアニメ版を250話以上、さらに劇場版を6作品も制作している。“聖闘士（セイント）”と呼ばれる戦士たちが、それぞれ選ばれし星座の防具“聖衣（クロス）”を身にまとい、現代に生まれ変わった女神アテナを守るため戦うアクションストーリー。世界80ヵ国以上で放映されるほどの人気を誇り、日本を代表する漫画の1つだ。
そんな『聖闘士星矢』のハリウッド実写映画化が発表されたのは、2017年のこと。当時キャストは未発表だったため、誰がどの役を演じるのか楽しみにしていたファンも多かったのではないだろうか。
そして主演として抜擢されたのが、俳優・新田真剣佑。2018年に映画『パシフィック・リム：アップライジング』でハリウッドデビューを果たして以来、持ち前の英語力やアクションスキルで注目を集めてきた。海外での活動を視野に入れてきた彼ならば、納得の配役といえよう。
撮影完了のニュースを聞きつけたファンからは「新田真剣佑のアクションだけでも見どころ満載なのに、一回見ただけで全部見きれるのか……？」「世界よ……ついに新田真剣佑の魅力に気づいてくれたか」「起きてSNS見たらハリウッド主演なんて……新田真剣佑恐ろしすぎる……」と反響が寄せられていた。
今年8月に亡くなった新田真剣佑の父、故・千葉真一は日本人俳優としてハリウッドで大成功を収めた。天国の偉大な父とともに新田真剣佑は、世界を翔けようとしている。
