10月1日公開の映画『護られなかった者たちへ』の主題歌が、桑田佳祐の楽曲「月光の聖者達（ミスター・ムーンライト）」に決定。本日より同曲を使用した最新予告映像が公開された。
『護られなかった者たちへ』は、作家・中山七里の同名小説を映画化したヒューマンミステリー。東日本大震災から10年目の仙台で不可解な連続殺人事件が起き、捜査線上に浮かび上がった主人公・利根泰久（佐藤健）が刑事・笘篠誠一郎（阿部寛）に追い詰められていく。果たして利根はどんな過去を抱えているのか？そして事件の裏に隠された衝撃的な真実とは？
主題歌「月光の聖者達（ミスター・ムーンライト）」は、桑田佳祐が2011年にリリースしたオリジナル・アルバム「MUSICMAN」に収録されている。大震災から半年後の2011年9月、被災地にエールを送るために敢行されたライブ「宮城ライブ～明日へのマーチ!!～」のアンコールで披露された曲だった。
同公演の会場となっていたのは、被災地最大の遺体安置所として使用されていた「宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ」。一般利用再開後、初めて開催したライブで歌われた「月光の聖者達（ミスター・ムーンライト）」は、様々な想いを背負って生きる多くの人の胸を打った。
『64－ロクヨン－』でメガホンを取った監督・瀬々敬久と『永遠の0』を手掛けた脚本家・林民夫がタッグを組んで制作されたこの作品。桑田佳祐の歌声が飾る切なくも衝撃的な真実を大スクリーンで目撃したい。
