コロナ禍の支援活動の一環として立ち上がった、12人の映画監督による12本の短編映画製作プロジェクト『DIVOC‐12(ディボック-トゥエルブ)』。その作品のひとつに横浜流星や石橋静河、小野翔平、窪塚洋介、笠松将といった錚々たる俳優が出演することが発表された。
このチームを率いるのは藤井道人監督。“成長への気づき”をテーマに掲げており、今回4つの作品タイトルが解禁になった。
1つ目は横浜流星が主演を務める『名もなき一篇・アンナ』。藤井監督がメガホンを取る作品で、横浜は「息苦しい世の中だからこそ、今回の企画に対して、強い想いをもって参加することが出来ました。その中で藤井さんに撮ってもらえたことが本当に幸せです。」と胸の内を明かしている。
2つ目は志自岐希生監督の作品『流民』。主演の石橋静河は「分断ではなく、文化・価値観の違いを越えた世界を見たい、という監督の叫びは極めて私的なものであり、だからこそ、この作品は多くの人の心に届く力を持っていると強く感じています。」とコメントを出した。
3つ目の林田浩川監督作品『タイクーン』の主演は、オーディションを見事勝ち抜いた小野翔平。「この映画が自分にとって初めての映画出演になれたことをとても嬉しく思います。」と喜びを語った。小野と共演する窪塚洋介は「才能のある監督たちが大きな夢に向かう、その大事なスタートラインのひとつになるよう盛り上げられたら嬉しいです。」と話している。
4つ目の廣賢一郎監督作品『ココ』は一般公募より選ばれた作品で、笠松将が主演を務める。笠松は「自分の未熟さを再確認させられた作品でした。期待してもらえる立場になった今、改めて初心に戻る事を教えてもらった気がします。」とコメントを出した。
オニムバス形式の映画『DIVOC‐12』は今秋全国公開される。