金メダルかじり問題市長、給料3か月ゼロ円を発表 「大いに自戒したい」

金メダルかじり問題市長、給料3か月ゼロ円を発表 「大いに自戒したい」

名古屋市の河村たかし市長(72)は16日、定例会見にて3か月分の給料150万円を全額カットすると発表した。「自分自身を厳しく処断したい。自らの給料3カ月分をゼロ円にする、なしにする。過去最大の処分。大いに自戒したいと思います」と話し、何度も頭を下げた。

河村市長といえば、4日ソフトボールの後藤希友投手が表敬訪問した際に無断で金メダルをかじったことは記憶に新しい。河村氏の行動に対し、インターネットでは批判が相次いだ。また名古屋市には抗議の電話やメールが殺到。その数は13,000件以上と言われている。

給料カットの時期については9月議会に給料減額のための条例を提出する見込み。辞任については「市民にご奉公させていただきたい」として否定した。この発表に対し、ネットでは「カットした給料でメダル作れるんか?」といった疑問の声のほか、「給料もかじる程度のカットか」「まだ市長の座にかじりつくつもりか」などと皮肉も。

また合わせて後藤選手に「恋愛禁止か」「ええ旦那もらって」といった発言があったことを受け、13日に4~5時間にわたるハラスメント講習を受けたことも報告。「すべて私が悪かった。後藤選手の宝物をかみ、傷つける発言をした」と改めて謝罪し、頭を下げた。

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