マンガファンの推薦と投票によって決まる『次にくるマンガ大賞2021』(ダ・ヴィンチとniconicoが運営)の結果が、8月24日に発表となった。
コミックス部門とWebマンガ部門にわかれており、それぞれ1位~3位までは作者たちのコメントが寄せられた。
https://tsugimanga.jp/
今回の受賞作品上位は次の通り。
【コミックス部門】
1位:【推しの子】(赤坂アカ×横槍メンゴ)
『かぐや様は告らせたい』で第3回時に受賞歴のある赤坂アカと、『クズの本懐』などで知られる横槍メンゴによるタッグ作品。
主人公ゴローが推しの子供へと生まれ変わる転生ものだが、現代社会や芸能界の闇などの「リアルな」描写も話題となっている。
2位:ウマ娘 シンデレラグレイ(漫画/久住太陽 脚本/杉浦理史 漫画企画構成/伊藤隼之介)
3位:葬送のフリーレン(原作/山田鐘人 作画/アベツカサ)
【Webマンガ部門】
1位:怪獣8号(松本直也)
連載しているジャンプ+において、史上最速でコミックス累計発行部数が300万部を突破した作品。同媒体内でもトップクラスのヒット作として注目を集めている。
怪獣発生による被害が日常となった世界において、「怪獣大国」日本が舞台。主人公・日比野カフカは怪獣を全滅させるという夢を抱いていたが、謎の生物により自身の身体が怪獣化してしまう、というお話。
2位:ダンダダン(龍幸伸)
3位:先輩はおとこのこ(ぽむ)
『次にくるマンガ大賞』は、ユーザーから「次にくる」と思うマンガのエントリー・投票を受けて決定する。2014年に創設され、今回は第7回目。過去の受賞歴は公式サイトから確認可能だ。
今回、コミックス部門上位は全て複数名体制による作品が占めたのが特徴的で、これは創設7年目にして初のこと。
受賞作品はどれもマンガファンが選んだものだけに、それぞれに面白さが際立っている。まだ読んだことがない作品があれば、これを切っ掛けに手に取ってみてはいかがだろうか。