映画『パーフェクト・ケア』が12月3日から3週間限定公開されることが分かった。主演は、第78回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞したロザムンド・パイク。高齢者たちから資産を搾り取る悪徳後見人を見事怪演している。
本作は判断力の衰えた高齢者を裁判で守り、ケアすることを主とする“法廷後見人”、マーラ・グレイソン(=ロザムンド・パイク)を主人公とした物語。常に多くの顧客を抱え、裁判所からの信頼も厚いマーラだが、実は裏で医師や介護施設と結託して高齢者を騙していた悪徳後見人だったのだ。ビジネスは順風満帆だったが、新たに狙いを定めた資産家・ジェニファー(=ダイアン・ウィースト)をめぐって次々と不穏な出来事が発生し始める。なんと身寄りのないはずの彼女の背後に、なぜかロシアン・マフィア(ピーター・ディンクレイジ)の影が……。迫りくる危機、まさに絶体絶命の中、それでもマーラは「私に“負け”はない」と豪語する。「あまりにも鮮やか、あまりにも不屈」な主人公が送る、息をのむほど凶悪な“新感覚クライムサスペンス”。100%共感不能なのに爽快な展開が見ものの作品だ。
本作で主演を務めるロザムンド・パイクは、2014年に公開した大ヒット映画『ゴーン・ガール』でエイミーを熱演したことで注目を集めた女優。パイクの演技について、同作を鑑賞したファンからは「上映後、観客たちのざわめきがハンパなかった」「R.パイクの“唯一無二” の感じの演技に圧巻……」などのコメントも見られた。
そんな前評判の高いロザムンド・パイクが主演を務める映画『パーフェクト・ケア』は、12月3日(金)から全国劇場で3週間限定公開とデジタル配信が開始される。彼女の新たな傑作に期待しながら、公開を待つとしよう。