フィギュアスケート北京五輪代表が決定!羽生結弦選手が意気込みを語る

フィギュアスケート北京五輪代表が決定!羽生結弦選手が意気込みを語る

日本スケート連盟は、全日本選手権大会や国際大会の結果などを踏まえ、来年2月に開催される北京五輪の代表選手を発表。男子シングルで3連覇がかかる羽生結弦選手(ANA)をはじめ、10人の選手が選ばれた。

26日までおこなわれた全日本選手権大会。さいたまスーパーアリーナが舞台となった本大会では、羽生選手が合計322.36点で「6度目の優勝」を果たした。フリー(FS)で211.05点を出し、ショート(SP)に続いて1位を獲得した羽生選手。1万7,000人を超える観客が見守る中、フリーの演技冒頭にクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦する。大河ドラマ『天と地と』の曲を使った今回のフリー。公式戦初となる4回転半ジャンプは回転が不足してしまい、耐えるような形で両足着氷した。

4回転半ジャンプは「成功」とはならなかったものの、続く4回転サルコーは出来栄え点(GOE)で加点を引き出す。国際スケート連盟非公認ながらも、圧巻の演技でフリー・合計ともに今季世界最高得点をマーク。足の故障と真摯に向き合い、見事頂点に返り咲いた。

来年2月の北京五輪の男子シングルは、羽生結弦選手、宇野昌磨選手、鍵山優真選手が代表に。宇野選手は2大会連続、鍵山選手は初出場だ。女子シングルは坂本花織選手が2度目の出場。樋口新葉選手、河辺愛菜選手が初出場の切符を手にした。

またアイスダンスは全日本選手権で大会4連覇を成し遂げた小松原美里選手&小松原尊選手のカップルが、ペアは今シーズンの国際大会の成績が考慮され、三浦璃来選手&木原龍一選手が五輪代表に選出されている。

北京五輪は2022年2月開催予定。羽生選手は全日本選手権大会後のインタビューで、「3連覇という権利を有しているのは、僕しかいない。夢の続きをしっかりとまた描いていきたい。武器として4回転半を携えていけるように頑張っていく」と大会への意気込みを語った。

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