大阪駅の性的広告をめぐる論争が続く真相を探る

  • 2022.12.02
  • SNS
大阪駅の性的広告をめぐる論争が続く真相を探る

大阪駅で展示された麻雀ゲーム「雀々」とテレビアニメ「咲-Saki-全国編」のコラボポスターが、争奪戦の雰囲気を悪化させた。

立憲民主党の元衆議院議員、尾辻かな子氏が、駅構内の広告を批判し、Twitter上で大炎上した。この広告は、女性キャラクターが水着やそれに類する服を着ているものである。

この広告の公開後、ソーシャルメディア上では、尾辻氏に対する批判や罵詈雑言、さらには威嚇的なコメントまで飛び交う熱狂的な議論が展開された。広告に二次元のキャラクターを使うことは、過去に何度も問題になっている。にもかかわらず、メディアやSNSという一般的なプラットフォームで意見が割れているため、決定的な結論には至っていない。

最近、ジェンダー表現に対する世界的な意識が高まり、それは広告の分野でも注目されています。興味深いのは、日本でもこの話題が大きく取り上げられ、論争を巻き起こしていることです。その根源は、広告に登場する二次元のキャラクターが持つ「セクシュアリティ」にあるようで、特に今年はこの問題が顕著になりました。

2022年4月4日の日本経済新聞朝刊に掲載された漫画「月曜日のたわわ」の1ページCMで、胸や脚を誇張した女子高生の姿がグラフィカルに表示され、多くの議論を呼びました。国連女性機関(UNWO)はこの広告を非難する公式声明を発表した。しかし、スポーツキャスターの為末大さんや漫画家の赤松健さんが反対意見を述べ、消費者の枠を超えた議論となりました。

同年2月4日に新宿駅に掲出された「鬼の刃遊郭編」の広告を参考に、贅肉をそぎ落とした堕姫の胸元などの露出部をグラフィカルに表現したことが、SNS上で大きく取り上げられた。

尾辻かな子氏が投稿した画像(写真:@otsujikanakoより)

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