スクウェア・エニックスは、同社が開発・販売した『ファイナルファンタジーⅦ リメイク』の制作時の各種素材(マテリアル)や設定資料などを盛り込んだ「ファイナルファンタジーⅦ リメイク マテリアル アルティマニア プラス」を発売すると発表した。発売日は7月15日(木)で、A4判 224ページ、値段は税込み3,960円だ。
『ファイナルファンタジーⅦ リメイク』は1997年に発売されたオリジナル版を現代の技術でフルリメイクし、昨年4月にリリース。進化したビジュアル、遊びごたえがありつつも簡単な操作で爽快感を味わえるシステム、新要素を加えたストーリーなどが話題となり、累計販売本数は500万本を超えているヒット作品。
その制作過程で作られた各種素材を収録した「ファイナルファンタジーⅦ リメイク マテリアル アルティマニア」が発売されているが、今回発売される本は増補版という位置づけではなく、新規素材で構成しているとのこと。
ファイナルファンタジーⅦの世界を彩る様々なキャラクター、エネミー、ロケーション、イベントシーンなどのアートでゲームプレイ時を思い出したり、新たな発見に繋がったりすることだろう。
イラストだけではなく、ボイス関連のデータも充実しており「イベントシーンの収録台本」「バトルボイス」「町の人たちの声」といった内容も掲載されているとのこと。もう一度キャラクターのセリフを確認したり、テキストには表示されなかった町の人たちの会話を見られる点は、コアなファンにはたまらないのではないだろうか。
また、6月10日(木)に発売されたユフィを主人公とした新規エピソード『INTERGRADE』の各種素材やシナリオ攻略情報も含まれている点は嬉しいところ。
なお、スクウェア・エニックスのオンラインストアでは、ゲームのシナリオを手掛けた野島一成が執筆した小説「FINAL FANTASY Ⅶ REMAKE Traces of Two Pasts」のセット商品も発売される。ふたりのヒロイン、エアリスとティファの物語が読めるので、こちらも要注目。
ゲームの発売から一年が経ち続編が気になるところだが、「ファイナルファンタジーⅦ リメイク マテリアル アルティマニア プラス」で物語を振り返ったり、知識を深めたりしてみてはいかがだろうか。