2022年1月にTBSの日曜劇場枠でドラマ『DCU』がスタートすることがわかった。今回主演を務めるのが阿部寛だ。
阿部は『新参者』(2010年)、『下町ロケット』(2015年・2018年)、『ドラゴン桜』(2021年)に続き5度目となる。
今回阿倍の役柄は、スキューバダイバー捜査官。海上保安庁に新設された水中時間や事故の捜査を行う「DCU(潜水特殊捜査官)」の隊長・新名正義。DCUは「ディープ・クライム・ユニット(潜水特殊捜査隊)」の略称。
島国・日本では地上の事件に比べ水中事件の解決率は低い。それを変えるのが新名率いるDCUの“手錠を持ったダイバー”。海、河川、湖などあらゆる水中に入って証拠を探し、事件を解決するという設定だ。
今作のプロデューサーは「下町ロケット」で阿部とタッグを組んだ伊與田英徳。
正義感の強い人物像が重なることもあって「主人公は阿部さんしかいないと勝手に確信した」と明かしている。
ちなみに今作はハリウッドの大手制作プロダクションと、カナダを中心に世界市場へテレビシリーズの開発・制作・配信を手掛ける制作会社、そしてTBSの3社で共同制作するオリジナル作品だ。
実際に海上保安庁の全面協力のもと、実際の巡視船や防災基地などでの撮影も予定しており、阿部ら出演者は、海上保安庁に所属するダイバーから指導を受けて撮影に臨む。
阿部も『ドラゴン桜』の撮影を終えたばかりだが、早くもダイビングの練習を開始。
「今からワクワクしています。水があるところならどこでも駆けつけて捜査します」と意欲を見せた。
今回は国内ヒットだけでなく、世界的なヒットを目指している。来年の1月が楽しみでしかたない作品の1つだ。