「週刊ヤングジャンプ」で連載中の、野田サトルさんによる大人気マンガ「ゴールデンカムイ」。
7月29日発売の同誌35号で最終章に突入したことを発表した。
2014年よりスタートし、連載7年を経てついに物語はクライマックスへ。
野田さんからは、「全力で突っ走って終わらせます」「この物語の終わりを皆さまと一緒に迎えたいです。よろしくお願いします」と直筆のコメントが寄せられた。
「ゴールデンカムイ」は、日露戦争を戦い抜いた“不死身の杉元”が想い人のために大金を獲得するべく、一攫千金を目指す冒険ものだ。
かつてゴールドラッシュに沸いた北海道を舞台に、アイヌの少女アシリパと共に死刑囚が隠した莫大な埋蔵金を目指す。戦争の歴史的背景や、アイヌ文化への丁寧なアプローチ、魅力的なキャラクターの数々とその掛け合いなどで人気を博している。
コミックスは26巻まで発売され、シリーズ累計発行部数は1600万部を突破。TVアニメも第3期まで放送されている。
このマンガがすごい！2016オトコ編で第2位、マンガ大賞2016で第1位、第22回手塚治虫文化賞マンガ大賞など数々の賞を受賞しているほか、2019年の大英博物館で行われた漫画展『The Citi exhibition Manga』にてキービジュアルにも採用された。
そして、この世界的な人気作品の全話無料公開が開始された。WEBコミックサイト「となりのヤングジャンプ」、アプリ「ヤンジャン！」にて公開されており、期間は9月17日まで。 ファンにとっては最終章に備えた振り返りに、未読の人にとっては最新話まで一気に追いつくチャンスだ。
約1か月半と期間も長めにとられているので、少しずつ読み進めるのもいいだろう。 この暑い夏は、北海道の冒険物語で涼をとってはいかがだろうか。
