俳優・池松壮亮と女優・伊藤沙莉がW主演を務める映画『ちょっと思い出しただけ』に、クリープハイプがバンド役として出演する。すでに本作の主題歌を担当することがアナウンスされていたクリープハイプ。Vo&/Gtの尾崎世界観は、本作の重要な場面に登場するという情報も明かされた。
本作では、今年公開した映画『バイプレイヤーズ 〜もしも100人の名脇役が映画を作ったら〜』で大ヒットを収めた松居⼤悟がメガホンを取る。元々クリープハイプと縁のあった松居監督が、新曲『ナイトオンザプラネット』をもとに自身初となるラブストーリーを執筆。松居監督は本作について、「小さくて眩しいあの日を思い出す映画になりそうです。盟友の池松君と、鮮やかな伊藤沙莉さんと、素敵なスタッフたちと作りました。」とコメントした。
そんな本作へ主題歌を担当するクリープハイプが、劇中で演奏するバンド役として出演。Vo&/Gtの尾崎世界観は本編の重要な場面に登場するという情報も発表され、ファンの間でも「クリープハイプ×池松壮亮が自分得すぎて本当に幸せ……」「演奏シーンだけでも嬉しいのに、尾崎さんの演技も見れるのか!」「最近クリープハイプにハマった矢先にこれだよ……見るしかないじゃん……」と注目を集めているようだ。
ちなみに2021年10月30日~11月8日に開催される「第34回東京国際映画祭 コンペティション部門」への選出が決定した本作。30日の発表では主演の2人やクリープハイプ出演に続き、國村隼、永瀬正敏、成田凌、菅田俊、神野三鈴、篠原篤といった豪華キャストも解禁している。
映画『ちょっと思い出しただけ』は、2022年早春公開予定。今後も新たなキャストの発表を控えているそうなので、引き続き続報も見逃せない。
■あらすじ
怪我でダンサーの道を諦めた照生(=池松壮亮)と、タクシードライバーの彼女・葉(=伊藤沙莉)。めまぐるしく変わっていく東京を舞台に、二人の何気ない日常を描く。特別な日だったり、そうではなかったり……。でも決して同じ日は来ない。世界がコロナ以前に戻れないように、二度と戻れない愛しい日々を“ちょっと思い出しただけ”。