12月17日(金)公開予定の映画「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」の予告編が公開された。
「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」はマーク・ラファロが主演とプロデューサーを兼任して映画化を熱望した作品だ。監督には鬼才と言われているトッド・ヘインズが起用されている。さらに、キャストはマーク・ラファロに加えてアン・ハサウェイ、ビル・プルマン、ティム・ロビンスなど非常に豪華なメンバーだ。
「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」は実話を基にした作品。2016年1月6日のニューヨーク・タイムズ紙に綴られていた環境汚染問題に関する記事がマーク・ラファロの心を動かした。1人の弁護士が何年にも渡って、大企業と人知れず戦いを行っていたという。
今回公開された予告編には、その部分部分が映されている。
物語のあらすじはこうだ。マーク・ラファロ演じる企業弁護士のロブ・ビロットが巨大企業であるデュポン社に関した調査の依頼を受ける。農場を営む男から受け取ったビデオテープにはデュポン社が隠蔽し続けてきた驚くべき事実が記録されていた。そしてロブ・ビロットは同社を訴えることを決める。
しかし、デュポン社は政府さえも抱え込まれていると言われる大企業なだけに、ロブ・ビロットは不利な状況に追い込まれる。そんなロブ・ビロットを応援するのがアン・ハサウェイ演じる妻であるサラやティム・ロビンス演じる上司のタープだ。
心に訴えかけてくるような重厚な物語である「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」。予告編を観て、公開を楽しみに待つのも良いだろう。