10月27日、Niantic社と任天堂株式会社によって共同開発された、新たな位置情報ゲームアプリ『ピクミンブルーム』がリリースされた。
同アプリは、スマートフォンの位置情報を用いてプレイできるゲームであり、現実世界で私たちが行う「歩行」に応じてゲーム内のキャラクター(自身の分身)が動き、相棒となる『ピクミン』を増やしたり育成したりできるという内容だ。
ピクミンとは、頭の先に花や葉っぱが生えた二足歩行の小さな架空の生物である。設定としては無数の個体が存在し、それぞれ火に強かったり力持ちだったりと個性が異なるのが特徴だ。ピクミンの初登場は、ニンテンドーゲームキューブ用のゲームソフト『ピクミン』であり、同タイトルは10月26日に発売から20周年を迎えたことで話題になった。
また、初代ピクミンのテーマソングである『愛のうた』は、ピクミンたちの切ない一生を描いた歌詞と哀愁のある旋律から一部の層では「泣ける曲」として人気だ。「有名なゲーム音楽」や「懐かしい曲」として度々挙がる隠れた名曲である。
そんなピクミンがテーマの位置情報ゲーム『ピクミンブルーム』は、先んじてオーストラリアとシンガポールにて配信が始まっている。Niantic社のプレスリリースによると、日本を含む世界各国でも順次配信を予定しているとのこと。
Niantic社は、当時一世を風靡した『ポケモンGO』の開発に携わった企業である。今回リリースされた『ピクミンブルーム』が『ポケモンGO』に近しい仕様である点からSNSでは”ピクミンGO”とも呼ばれ、トレンド入りを果たした。