小説家・燃え殻著『ボクたちはみんな大人になれなかった』がNetflixで実写映画化する。出演は森山未來、伊藤沙莉、東出昌大、SUMIRE、篠原篤、高嶋政伸、大島優子といった豪華な面々。初版発行以来、世代を超えて多くの共感が集まる作品の映像化に、歓喜するファンが多いようだ。
本作は、燃え殻著の同名小説を原作とした映画。2016年に燃え殻のデビュー作として発表され、ウェブメディアの連載やSNSで大きく話題を呼んだ作品だ。1995年ある朝の満員電車の中で、昔の恋人と間違えてSNSで友達申請してしまった主人公・佐藤誠（＝森山未來）。1990年代の甘酸っぱい青春時代、テレビ番組の制作会社への就職や挫折、そうして荒波にのまれながら“大人”になっていく主人公の繊細な心情を中心に描いている。2020年、社会と折り合いをつけながら生きてきた46歳の佐藤は、いくつかのほろ苦い再会をきっかけに二度と戻らない“あの頃”を思い出す――。
小説『ボクたちはみんな大人になれなかった』は、歌手・あいみょんを始め、女優・吉岡里帆、タレント・糸井重里、お笑い芸人・EXITの兼近大樹といった多くの著名人に大絶賛された作品。誰もが感じる切なさや懐かしさが凝縮された同作は、世代を超えた「エモさ」で注目を集めている。
また20代前半～40代と年代ごとに演じ分ける森山の演技にも、ファンから期待の声が上がっている模様。予告篇動画の発表とともに、SNSでは「年代ごとで全然違う心境になると思うけど、それをどう見せてくれるのか楽しみ」「森山未來×燃え殻っていう未知のタッグにワクワクしてる」「予告の時点で既にエモみを感じる……」と反響が続出している。
映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』は、Netflixで11月5日より全世界配信決定。また同日にシネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺など劇場公開も決定している。
