西島秀俊主演・村上春樹原作映画『ドライブ・マイ・カー』が62年ぶりの快挙

西島秀俊主演・村上春樹原作映画『ドライブ・マイ・カー』が62年ぶりの快挙

俳優・西島秀俊主演、作家・村上春樹原作の映画『ドライブ・マイ・カー』が、第79回ゴールデングローブ賞の「非英語映画賞(旧・外国語映画賞)」を受賞した。

1月9日(日本時間10日)に授賞式が開催され、日本映画が同賞を獲得するのは市川崑監督の『鍵』が受賞して以来62年ぶりとなった。ノミネートは、2019年に監督・是枝裕和が手掛けた『万引き家族』以来3年ぶり。『ドライブ・マイ・カー』はアカデミー賞の「国際長編映画賞部門」の日本代表に選出されており、ノミネートへの期待で胸が膨らむ。

また、本作は第56回全米批評家協会賞にて「作品賞」「監督賞」「脚本賞」「主演男優賞(西島秀俊)」の主要な4部門を受賞。その他、第74回カンヌ国際映画祭では日本映画初の「脚本賞」を含む4冠を、ニューヨークやロサンゼルスの映画批評家協会賞では「作品賞」や「脚本賞」など、世界中で35以上の賞を獲得した。

同作の原作は、村上春樹による同名短編小説。愛する妻を亡くし喪失感を抱えて生きる主人公が、ある過去をもつ寡黙な女性ドライバー・みさきと出会い、自分自身を見詰め直していく物語。

監督・濱口竜介は、自身がメガホンを取った『寝ても覚めても』がカンヌ映画祭「コンペティション部門」に選ばれたり、『偶然と想像』がベルリン映画祭「銀熊賞受賞」を獲得したり、国際的な大きな舞台で名を馳せてきた。

『ドライブ・マイ・カー』は2月18日にBlu-ray&DVDが販売される。世界中が絶賛した作品をぜひ自宅で鑑賞してみてはいかがでしょうか。

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