映画『そして、バトンは渡された』より、永野芽郁や田中圭、石原さとみのメインキャスト3名の場面写真が解禁された。
本作は、本屋大賞を受賞し累計発行部数90万部を突破した、瀬尾まいこの同名小説を映画化したもの。血の繋がらない「父と娘」と「母と娘」の2つの家族が織りなす物語が描かれる。
永野が演じるのは、名字が4回も変わるといった不遇な人生を前向きに捉えながらも不安や葛藤を抱える主人公・優子。優子と血の繋がらない父親・森宮を田中が、夫を何度も変える自由奔放で妖艶な母親・梨花を石原が演じる。
解禁された3枚の写真には、メインキャストそれぞれの劇中シーンを切り取った姿が収められている。不安そうにどこかを見つめる永野や優しい表情を見せる森宮、不敵な笑みを浮かべる梨花のソロカットは、それぞれのキャラクター性をうかがえる。
メガホンを取ったのは前田哲監督。映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』を人気作へと導いた実績があり、期待が高まる。
また、本作を一足先に観終えた原作者の瀬尾は「とてもドラマチックな映画で、原作を書いたことなどすっかり忘れ、ドキドキしながら夢中で見ていました。出てくる人みんな愛情にあふれ魅力的で、見終えるのがさみしくなりました。素敵な映画にしていただき、ありがとうございました」と喜びのコメントを出した。
原作とは異なるラストを迎える映画『そして、バトンは渡された』は10月29日より全国公開される。
