小沢かな著の青春漫画『ブルーサーマル』がアニメーション映画化することが分かった。主演を務めるのは若手実力派女優・堀田真由、共演は島崎信長、榎木淳弥。「この空に恋をする。」というキャッチコピーとともに、大学生たちが織り成す新たな傑作が誕生した。
本作は、小沢かなが描く『ブルーサーマル ―青凪大学体育会航空部―』（月刊コミック＠バンチ）を原作としたアニメ映画。大学航空部に所属する大学生たちが“グライダー競技”を通じて、壁にぶつかりながら前を向いていくストーリーには根強いファンが多い。
グライダー競技のリアリティ もさることながら、主人公たちが魅了された「空」の美しさも注目だ。空に“恋” した大学生たちが夢と現実の間にもがきつつ、果てしない空へと翔けていく姿が巧みに描かれている。原作が掲げる「空と大学生の青春」という唯一無二のテーマに、映画の企画プロデューサーが一目惚れ。およそ5年の時を経て最高のスタッフ・キャストが集結した。
そんな『ブルーサーマル』の主演を務めることになった堀田は、本作が声優初挑戦の作品に。公式サイトで「『いつかは声のお仕事をやってみたい』と思っていたので、オーディションの結果を聞いたときはとにかくうれしかったです。」とコメントを表明している。
ちなみに本作で共演する声優陣は、幅広い世代に絶大な人気を誇るアニメ『呪術廻戦』の主要キャラクターとして出演していた二人。島崎は「めちゃくちゃ良い作品なので、ぜひ劇場で、自身の感性に任せてまっすぐ楽しんでみて欲しいです。」とコメントし、榎木は「アフレコの段階から今作の舞台となる大空がどのように描かれるのか楽しみでした。皆さんも是非グライダーの迫力、風景描写を楽しみにしていて下さい！」と意気込みを語った。
今をときめく人気声優陣の出演が決定した『ブルーサーマル』は2022年公開予定。 “奇跡のような上昇気流（ブルーサーマル）”のごとく、見る人の背中を押してくれる作品を楽しみに待つとしよう。
