俳優・歌手の加山雄三が22日、YouTubeチャンネル『バーチャル若大将』を開設した。
加山は2020年8月に軽度の小脳出血を起こし、自宅から病院に緊急搬送。同年11月に退院したが左半身の麻痺や言語障害といった後遺症から芸能活動の一時停止を余儀なくされた。
賢明なリハビリの結果、今年4月から芸能活動を再開。リハビリの最中、最新のAI技術を使って歌声や話し声などを後世に残す一大企画“バーチャルヒューマン化”を進行。
今年8月21日(土)~8月22日(日)放送の「24時間テレビ44」で、加山の分身とも言えるバーチャル若大将が初お披露目され、同時にYouTubeチャンネル『バーチャル若大将』を開設。
チャンネル開設と共に公開されたシャランQの「シングルヘッド」は、その歌唱やナレーション、ビジュアルなどすべてAIが制作しているとのこと。
そのクオリティーの高さに「何の前情報も無く聴いても加山雄三じゃんって分かるくらいには再現されてる」「とても優しい声」「いろんな歌に挑戦してほしい!」といったコメントが寄せられた。
今後は加山が2020年12月に発売したアルバム「DEDICATED to KAYAMA YUZO」に参加したアーティストの代表曲をカバーしていくようだ。