CSゲームやスマホゲームなどの制作をはじめ、ゲームセンター運営など幅広い事業を手掛けてきたSEGA。
そんなSEGAですが、今回ゲームセンター事業から撤退することが分かりました。本記事では今回の経緯や店名変更後どのような運営になっていくか解説していきます。
SEGAがゲームセンター事業を撤退するまでの経緯
SEGAのゲームセンターはもともとセガホールディングスの子会社である株式会社セガエンタテインメントが運営していました。
ゲームセンターで使用出来る電子マネー決済を開発したり、オンラインクレーンゲームのサービスを開始したりと、アミューズメント業界では大きな役割を果たした株式会社セガエンタテインメント。
2021年12月に台湾子会社の台灣聚思怡股份有限公司が、セガの台湾子会社であるSEGA AMUSEMENTS TAIWAN LTD.からアミューズメント施設事業を譲受するという大きな動きを見せました。
そして2022年1月28日、セガが保有していた株式が譲渡され、GENDAの完全子会社となりました。
これに伴い商号を株式会社GENDA GiGO Entertainmentへ変更。
この発表と同時にゲームセンターの名前も変更するとのことで、SNSでは一時トレンドに入るなど、大きな反響を呼びました。
この後株式会社宝島の全株式を取得し、こちらも完全子会社化。
今後ますます大きくなってく可能性もありそうです。
店名は「GiGO」へ、どのような展開を見せていくのか解説
今後セガが運営していたゲームセンターの店名は「GiGO」へ変わっていくことが発表されました。
かつて「GiGO」という店名のゲームセンターもあり、昨年最後の「GiGO」である「セガ池袋GiGO」が閉店。
しかし今後復活していくため、昔を懐かしむ声も見受けられました。
一方で「セガ」や「セガワールド」「セガアリーナ」「ハイテクランドセガ」「クラブセガ」などのブランドは2023年まで消滅し、「GiGO」へ変わっていくそうです。
また「SEGA VR AREA」「KidsBee」「Peccone」「SweetsSpoon」「セガのたい焼き」「やわらかシロコッペ」「セガボウル」などは2022年3月から1年半かけてブランドを移管していくとのこと。
ゲームセンターや、その他のサービスなども名前が変わるだけで消滅する訳ではないため、今後も安心して利用していきましょう。
まとめ
株式会社セガエンタテインメントが子会社化され、店名も変更するとのことで不安に鳴っていた方も少なくないかと思われます。
しかしながら実際のところ株式会社GENDA GiGO Entertainmentでは株式会社宝島を子会社化したり、「GiGO」を復活させたりと様々な事業に取り組んでいることが分かりました。
今後もアミューズメント事業を盛り上げてくれることが期待されます。
コロナ禍ではありますが、感染対策をしながら生まれ変わった「GiGO」に訪れてみてはいかがでしょうか。