緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などで大きな打撃を受けている飲食業界。
その波は外食大手企業にも押し寄せているようです。
「ミライザカ」や「鳥メロ」などの居酒屋を全国各地に展開しているワタミは、このコロナ禍で居酒屋の閉店を余儀なくされているとのこと。
本記事ではワタミの動向について解説していきます。
現在ワタミが運営している店舗について
まずは現在ワタミが運営している中でも、主要の店舗を紹介していきます。
・「和民」
・「ミライザカ」
・「鳥メロ」
・「炭旬」
・炉ばたや「銀政」
・「焼肉の和民」
飲み会で利用したことがあるという方も多いのではないでしょうか。
上記で紹介した他にもワタミでは様々なコンセプトの居酒屋を手掛けており、国内でも大手の外食企業と言えるでしょう。
また居酒屋だけではなく、宅食事業や農業事業、教育事業など幅広い分野に進出しているのだとか。
1984年に事業をスタートしてから常に進化を続けている印象がありますね。
年内に40店舗閉店へ、今後はどうなる?
そんなワタミですが、新型コロナウイルスの影響を受け、経営が厳しくなってきているようです。
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置で営業時間の短縮や、酒類の提供禁止など、ワタミに限らず飲食業界への風当たりが強い昨今。
ワタミでは全国に展開している居酒屋約270店舗のうち、採算が見込めない40店舗を年内に閉店することを発表しました。
これまでもコロナ禍の影響で既に180店舗まで居酒屋を減らしてきている状況。
窮地に陥っていることが伺えます。
また、年内に閉店するお店の所在地についてはまだ明らかにされていないため、今後の動向にも気をつけたいところです。
また一部は焼き肉店へ業務転換するとの情報も。
家族で訪れやすいお店にしていくとのことなので、こちらも要チェックですね。
また、昨年12月には「ミライザカ」を改装して、低価格で商品を提供するすし店もオープンしました。
宅配も行っているそうで、自粛生活が続く中でもお店の味を楽しむことが可能。
既存店舗の改装などで、今後増えていくことも考えられますね。
まとめ
新型コロナウイルスの影響で、大手・中小企業問わず飲食業界は厳しい状況であることが分かりました。
ワタミ系列の店舗数が減ってしまうことは残念ですが、業務転換を行い存続する店舗もあるとのことなので、今後の動きにも注目です。
焼肉店やすし店になった際はぜひ訪れてみましょう。